先日、衝撃の発表がありました。
「ドクターイエロー引退」です!!
そんな方は、「たまたまドクターイエローを見た!」というミラクルが起こるのを待たず、ドクターイエローの運行日を狙って会いに行きましょう。
見れるまでひたすら待つの…?
いえいえそんなことはありません!
今回は、息子が電車好きになってから約1年間でドクターイエローを9回以上一緒に見ている鉄道好きなママ「さくぴ」が、どうやったら見ることができるのか?についてご説明します。
ドクターイエローとは何なのか?
ドクターイエローは、新幹線の線路や設備の点検・検測を行うための専用車両の愛称です。(新幹線電気軌道総合試験車が正式名称)
=新幹線の線路を走っています!
一般のお客さんを乗せて走ることは特別なイベント時以外ありません。特別なカメラやセンサーが搭載されていて、線路や電線に異常がないか点検しながら走っています。
いつ引退するの?
JR東海の車両は来年(2025年)1月に、JR西日本の車両は2027年をめどに運行を終えるとの発表がありました。引退した後は、のぞみとして運行しているN700Sの車両に、専用の機器をつけて検査を行うそうです。
ドクターイエローの走行姿が見られる時は限られています!
いつ走るの?
だいたい10日に1回ほどのペースで運行していますがドクターイエローの時刻表は非公開のため、いつ走行するのかを確実に知る方法はありません。しかしいまはSNSの時代。下記にドクターイエローに会う確率を上げる方法がありますので、ぜひご覧ください。
運行予想日を狙ってドクターイエローを見に行こう
このツイートで使った写真は、私が初めてドクターイエローに会いに行った時のものです。狙っていけば、こんなに近くでドクターイエローに会えますよ!
どうやって運行日がわかるの?
先ほど非公開と言ったのに、どうやって運行日を知るのか?と思われたことでしょう。実はドクターイエローの運行日と時間を予想しているサイトがあります。
運行予想日をチェックしてから新幹線のホームや新幹線の見える場所へ行けば、ドクターイエローに会える確率がとても高くなります。次にサイトをチェックする際の注意点がありますのでご覧ください。
停車駅と時刻に注意
ドクターイエローには、「のぞみ検測」と「こだま検測」があります。
のぞみ検測は、のぞみと同じ駅(東京−品川−新横浜−名古屋−京都−新大阪−新神戸−岡山−広島−小倉−博多)に停車します。
こだま検測は、こだまと同じ駅(各駅)に停車します。
のぞみ検測とこだま検測とでは停車駅と時刻が異なります。
のぞみ検測の日にこだましか停車しない駅にいると通過してしまうので、一緒に写真を撮るのは難しいということになります。(※走ってくるところは見れます)
それに加えて、下り(東京→博多)・上り(博多→東京)があります。
従って、下記の組み合わせがあります。
予想されている日が「のぞみ検測」の日なのか「こだま検測」の日なのか、「下り」なのか「上り」なのか、頭に入れながらサイトを確認しましょう。各時刻表は毎回同じです。
また、運行予想なので100%当たるというものではありませんが、次の方法でさらに見れる確率を上げることができます。
見る確率をさらに上げる方法
実は、ドクターイエローは2日かけて東京駅〜博多駅間を往復します。これは、悪天候で走行できないなどの理由がない限り、決まっています。
1日目の下り(東京→博多)が運行されていれば、翌日の上り(博多→東京)の運行は、ほぼ確実というわけです。
東海道新幹線の駅が遠方などの理由で、ほぼ確実にドクターイエローを見たいという場合は上りの日を狙いましょう!
1日目の下りの情報は、運行予想サイトに加えてSNSで情報収集してみましょう。X(旧ツイッター)の検索窓に「ドクターイエロー」と入れると、「見た!」とつぶやいている人が必ずいますので、参考にしてみてください。
どんなドクターイエローが見たいかで見る場所を決めよう
見たい姿・やりたい事によって狙う場所を決めてみましょう!ドクターイエローは通常の新幹線より短い7両編成ということも意識してみてください。
停車しているところ
停車しているところを狙うなら、ホーム一択!一緒に写真を撮りたいと思っている方も駅で待ち構えましょう。
上りも下りも進行方向の先頭付近に合わせて停車するので、進行方向を確認して前の方で待つと車両の先頭を見やすくなります。
また、駅に着くとどのホームに来るのか?と疑問に思われるでしょう。ドクターイエローは列車名が「回送」、列車番号が「980番台」と表示されることが多いので、「電光掲示板」を確認してみてください。
ちなみにドクターイエローの走行が予想されている日の東京駅のホームはかなり混雑しています。小さなお子様連れの方などは目を離さないように気をつけてくださいね。
走っているところ
走っているところを見るなら、普段から新幹線が見えている場所をリサーチしておき、ドクターイエロー走行日に備えましょう。展望スペースや鉄橋が見える広い河川敷だと、小さな子どもと一緒でも安全です。
都内なら
- KITTEの屋上庭園
- 浜松町駅のコンコース
- 丸子橋(多摩川)
などがオススメです♪
私はこの本を読んで見に行くところを決めています。
新幹線だけでなく他の在来線の見えるスポットも数多くまとめてあります。鉄道写真家があますことなく教えてくれているので、SNSで断片的に情報収集するのが疲れるという方におすすめです。
この本で知って訪れたのが、こちらのカレー屋さん。
ドクターイエローを見ると幸せが訪れるのは本当か
「見ると幸せになる」と言われているドクターイエロー。果たして本当でしょうか?
親子の思い出が増える
親子の思い出を作れる時間は限られています。そんな中「ドクターイエローを一緒に見にいった」という素敵な思い出が作れる…これこそ幸せだと思いませんか?
平和に感謝できる
ドクターイエローを見て私がいつも思うことです。「ドクターイエローの走行姿を見て、息子と幸せを共有している。こんな平和な時間に感謝」
全身黄色の列車が来ると、結構テンション上がりますよ!私は息子より喜んでいるかもしれません(^_^;)
まとめ:さあドクターイエローを見に出かけよう!
ドクターイエローに会いたくても、難しいと思っていた方は意外と多いのでではないでしょうか。
私も最初は【見れるまでひたすら待つ】しか方法がないと思っていたのですが、運行予想サイトや2日目の折り返し運転ならほぼ確実に会えることを知ってから、何回もドクターイエローを見ることができています!
引退までにぜひ、ドクターイエローと素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
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